ポーズ・跳躍

アティチュードとは?

片脚を曲げて高く上げる、アラベスクと対をなすポーズ。

あてぃちゅーどフランス語 Attitude(姿勢)

アティチュードとは?

アティチュードは、片脚で立ち、もう一方の脚を膝で曲げたまま前または後ろへ上げるポーズです。オーストラリア・バレエ団の用語集では、上げた脚を前か後ろへ90度に曲げる形として説明されています。後ろ脚の膝を伸ばすアラベスクに対し、曲げた脚と腕で丸みのある立体的なラインをつくります。

意味
片脚で立ち、もう一方の脚を膝で曲げて上げるポーズ
方向
前(ドゥヴァン)または後ろ(デリエール)
見分け方
後ろ脚を伸ばすアラベスクと違い、上げた脚の膝が曲がる

アティチュードの動きを3段階で見る

  1. 軸脚の上へ体を引き上げる

    片脚を軸にし、骨盤と上半身をまっすぐ引き上げます。床、ドゥミ・ポワント、ポワントのいずれでも、重心を軸脚の上に保ちます。

  2. 動脚を上げて膝を曲げる

    もう一方の脚を前または後ろへ上げ、膝を曲げます。後ろのアティチュードでは、膝とつま先がつくる曲線を横から確認しやすくなります。

  3. 腕と頭を合わせて形を完成する

    振付や流派に応じた腕の位置と頭の向きを加え、脚・背中・腕が一つの立体的なラインに見えるよう形を保ちます。

名称や実施法は流派・教師・振付で異なります。実際の練習では、指導者の説明を基準にしてください。

動き・特徴

前へ上げるアティチュード・ドゥヴァンと、後ろへ上げるアティチュード・デリエールが代表形です。軸脚は床、ドゥミ・ポワント、ポワントのいずれでもとれ、腕と頭の向きは流派や振付によって変わります。静止するポーズだけでなく、アティチュードの形を保ったピルエットや、跳躍の空中姿勢にも使われます。

アティチュードをもう少し詳しく

前と後ろのアティチュード

動脚を前へ上げる形はアティチュード・ドゥヴァン、後ろへ上げる形はアティチュード・デリエールと呼ばれます。どちらも膝を曲げますが、上体、腕、頭の組み合わせは流派や振付によって異なります。

アティチュードでの回転

動脚をアティチュードに保ったまま軸脚で回る形は、ピルエット・アン・アティチュードと呼ばれます。脚の曲線を保ちながら軸の上で回るため、バランスと背中のコントロールが見どころです。

見るときのポイント

上げた脚の高さだけでなく、軸脚の上に重心があるか、膝からつま先までの曲線が明確か、腕と頭を含む全身の形が一つに見えるかに注目します。

アティチュードとアラベスク・パッセの違い

片脚で立つ三つの形は、上げた脚の方向と膝の形を見ると見分けやすくなります。

比較表は横に動かせます →

アティチュードとアラベスク・パッセの違い
比べる点アティチュードアラベスクパッセ
動脚前または後ろへ上げ、膝を曲げる後ろへ伸ばし、膝をまっすぐにするつま先を軸脚の膝付近へ引き寄せる
ライン曲線的で立体的指先からつま先まで長く伸びる体の中心へ脚をまとめる
主な使い方ポーズ、回転、跳躍ポーズ、アダージョ、跳躍移行、回転の形

*よくある誤解

「アラベスクの膝を曲げるだけ」ではありません。アティチュードは曲げた脚、背中、腕、頭を組み合わせて独立した立体的な形をつくります。脚の高さや膝の角度を無理に合わせず、実際の練習では指導者の説明に従います。

一緒に知りたいバレエ用語

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