32回転のフェッテ
『白鳥の湖』の黒鳥や『ドン・キホーテ』のコーダでは、32回の連続フェッテが古典バレエを代表する見せ場として知られます。オーストラリア・バレエ団も、両作品のコーダにある32回のフェッテを紹介しています。回数や途中の回転の組み合わせは、演出やダンサーによって変わります。
技法・回転
軸足で立ち、脚を鞭のように振って連続回転する技。
フェッテは「鞭打つ」という意味のフランス語で、脚をすばやく振る動き、またはその動きを使う回転を指します。舞台でよく知られるフェッテ・アン・トゥールナンは、軸脚をプリエからルルベへ伸ばしながら、動脚を前から横へ開き、曲げて軸脚へ引き寄せる動作を一回転ごとに繰り返します。『白鳥の湖』や『ドン・キホーテ』のコーダで踊られる連続フェッテが代表例です。
軸脚の膝を曲げて床を押す準備をし、動脚を前へ伸ばします。上半身は引き上げ、回転の中心を軸脚の上に保ちます。
軸脚で床を押してルルベへ立ち、動脚を前から横へ鞭のように開きます。腕も開閉し、回転へ力を伝えます。
動脚を曲げて軸脚へ引き寄せながら一回転し、着地のプリエで次の回転へつなぎます。顔はスポッティングですばやく正面へ戻します。
名称や実施法は流派・教師・振付で異なります。実際の練習では、指導者の説明を基準にしてください。
一回ごとに軸脚をプリエして床を押し、ルルベへ立ちながら動脚を鞭のように開閉することで、次の回転につなげます。顔をすばやく正面へ戻すスポッティングと、軸を同じ位置に保つコントロールも欠かせません。古典作品では32回の連続フェッテが大きな見せ場になりますが、回数や振付は演出・作品によって異なります。
『白鳥の湖』の黒鳥や『ドン・キホーテ』のコーダでは、32回の連続フェッテが古典バレエを代表する見せ場として知られます。オーストラリア・バレエ団も、両作品のコーダにある32回のフェッテを紹介しています。回数や途中の回転の組み合わせは、演出やダンサーによって変わります。
一回ごとのプリエとルルベで床から力を受け取り、動脚と腕の開閉で回転を続けます。スポッティングで視線を戻し、上半身を引き上げることで、同じ場所に軸を保ちやすくなります。
回数だけでなく、軸が移動していないか、動脚と腕が音楽にそろっているか、最後まで速度と形を保てているかを見ると、フェッテの難しさと質が分かりやすくなります。
どれも片脚を軸に回りますが、回転の力をどうつくるか、連続するときにどうつなぐかが異なります。
比較表は横に動かせます →
「勢いだけで何回も回る技」ではありません。一回ごとにプリエ、ルルベ、動脚と腕の開閉、スポッティングを正確に合わせる必要があります。練習では回数を急がず、指導者のもとで軸と着地を一回ずつ確認します。
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