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観劇

知っておきたいバレエの振付家|プティパからベジャールまで

バレエの作品には、踊りを「振り付けた」人がいます。振付家を少し知ると、同じ演目でもどこを楽しめばいいかが見えてきます。流れを変えた代表的な4人を紹介します。

マリウス・プティパ|クラシックの様式を築いた人

フランス出身でロシアで活躍したプティパ(1818〜1910)は、クラシック・バレエの様式美を確立した「古典の父」とも呼ばれる存在です。『眠れる森の美女』『ライモンダ』などを振り付け、『白鳥の湖』の改訂版にも関わりました。今日上演される古典の多くが、彼の構成を土台にしています。

ミハイル・フォーキン|バレエに改革をもたらした人

フォーキン(1880〜1942)は、形式化していたバレエに物語性と表現の自由を取り戻そうとした改革者です。ディアギレフのバレエ・リュスで『火の鳥』『薔薇の精』『シェエラザード』などを手がけました。アンナ・パヴロワのために振り付けたとされる小品『瀕死の白鳥』でも知られます。

ジョージ・バランシン|物語のないバレエを開いた人

ロシア生まれのバランシン(1904〜1983)は、後にアメリカへ渡りニューヨーク・シティ・バレエを創設しました。筋書きに頼らず、音楽そのものを身体で視覚化する「新古典主義」を切りひらいた巨匠です。スピードと音楽性を重んじる彼のスタイルは、現代のバレエに大きな影響を与えています。

モーリス・ベジャール|コンテンポラリーの旗手

フランス出身のベジャール(1927〜2007)は、20世紀バレエ団を率い、クラシックの枠を越えた力強い作品で世界を魅了しました。ラヴェルの音楽による『ボレロ』は、円卓の上で踊るソロと群舞で知られる代表作です。男性ダンサーの躍動を前面に出した表現でも時代を画しました。

よくある質問

Q.振付家を知ると観劇はどう変わりますか?
A.同じ演目でも振付家によって構成や見せ場が異なります。誰の振付かを知っておくと、踊りの様式や見どころを掴みやすくなり、複数の版を観比べる楽しみも生まれます。
Q.古典バレエは誰が振り付けたものが多いですか?
A.19世紀後半に活躍したマリウス・プティパの振付・構成が、今日上演される古典バレエの土台になっていることが多いです。

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